MyGeotab APIを利用してデータ取得や操作を行う際には、効率的なシステム運用のために、いくつかのデータ/結果およびレートの制限が設けられています。ここでは、バージョン 5.7.1902から適用されるAPI利用制限について詳しくご説明いたします。
1. データ・結果の制限
GetFeedリクエスト
- 上限件数:
GetFeedリクエストで取得できる結果は50,000件に制限されています。これにより、大規模なデータ抽出時のパフォーマンス維持が期待できます。
Getリクエスト
- 上限件数:
各エンティティタイプに対して、Getリクエストも50,000件までの結果に制限されています。エンティティタイプごとの詳細については、公式ドキュメントをご確認ください。
結果サイズの制限
- 上限サイズ:
API呼び出しで返される結果の総サイズが500 MBを超える場合、Over Limit Errorが返されます。大量データの取得時には、必要なデータ範囲を適切に設定し、負荷を分散させる対策が必要です。
2. レート制限
API利用の際のレート制限も重要なポイントです。以下に主なレート制限について説明します。
GetFeedリクエストのレート制限
- 1秒あたりのリクエスト数:
GetFeedリクエストは、1秒に1回のリクエストに制限されています。エンティティタイプによって詳細が異なる場合がありますので、公式情報もご参照ください。
認証リクエストのレート制限
- 1分あたりのリクエスト数:
認証リクエスト(成功・失敗を問わず)は、1分間に10件までに制限されています。これにより、過剰な認証試行からシステムの負荷やセキュリティリスクを低減しています。
3. まとめ
MyGeotab APIを使用する際の利用制限は、システムの安定性と効率的なデータ管理を実現するために、バージョン 5.7.1902以降、以下のように設定されています。
- データ/結果制限:
- GetFeedリクエスト:最大50,000件
- Getリクエスト:最大50,000件
- 結果サイズが500 MBを超えるとエラー発生
- レート制限:
- GetFeedリクエスト:1秒あたり1リクエスト
- 認証リクエスト:1分あたり10リクエスト
これらの制限を理解した上で、各種APIを適切に利用し、効率的かつ安定したシステム運用を実現してください。詳しい情報は公式ドキュメントに記載されているため、運用時には最新情報の確認をおすすめします。